もしも歌を歌っていなければ
私は存在してなかったの
いつかどこかの誰かへと
届く歌があるといいな
真っ白な紙に 思い描く
好きな色だけで 溢れていって
そんなことも いつか忘れ去って
同じような 色になる
好きな色を使っていいよ
小さい頃の私が駆けた
描け
夢の続きを今 キャンバスに
過去も未来もすべて 色めく
歌え
色褪せることない
確かなメロディ見つけた
彼方へ届いてよ
少し大人になった 私は
あの日描いた色に なれなくて
ゆるやかに 青は 蒼に変わって
視界を覆い尽くした
動き出した時計の針が
大切なものを奪う前に
描く
その涙の色は 透き通る
光に反射して きらめく
歌う
誰かに届くように
私が生きている
証を響かせ 往くんだ
いつも思い出すのは昨日のこと
違うか
でも
もう嫌だって
私 後悔なんてしたくない
「ありがとう」
「さよなら」
今 変わる
描け
夢の続きを今 このキャンバスに
過去も未来もすべて 色めく
歌え
色褪せることない
君へのメロディ 届けて
青へと変わる
だからもう 諦めたりしない
すっど一緒に 歌って 描いて