本当は傷つける刺じゃなくて
自分を守りたかった
ぼくら 柊
いつしか
なだらかな葉になるだろう
手の間から抜けて行った
風 追いかけて
同じ冬の匂いに
聞こえない声を聞く
まだ大切なことがあるって
知るために
離れることでしか進めなくて
痛みを遠ざけたんだ
ぼくら 柊
この葉の運命に身を寄せて
新たな意味を迎えに行こう
夢 追いかけて
違う冬の景色が
聞きたい声をくれる
もう大切なものはここにあると